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専門医による負担の少ない大腸カメラ

大腸カメラとは?

大腸カメラとは、肛門から内視鏡を入れ、大腸と小腸の一部を直接観察し、ポリープやがんなどの病変を見つ けるために行うものです。MRIやレントゲンとは違い、直接医師の眼で患部を確認することができるため、異常を早期に発見することができます。

当院では胃カメラと大腸カメラのどちらも検査ができます。

全ての検査を消化器内視鏡専門医である院長が行っています。

内視鏡検査は「苦しい」「つらい」というイメージを少しでも払拭できるよう検査の前に十分な説明を行い、検査中もリラックスして受けて頂けるようスタッフ一同心がけております。ご希望に応じて、鎮静剤も使用致します。

 

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

肛門から内視鏡を挿入し、大腸の内側をモニターに映し出して詳細に検査します。通常は鎮静剤という少し眠くなるような注射をして検査をするため苦痛が少なくなります。10mm程度の早期のがんやポリープなどが見つかればその場で切除が可能です。大きな病変であれば出血リスクがありますので入院設備の整った総合病院をご紹介いたします。検査時間はポリープの数など個人差はありますが10分から30分程度で終了します。

検査の流れ

検査当日の午前中に2リットルほどの下剤をご自宅で服用していただき、腸の中をきれいにして、午後から検査となります。

検査前に点滴を行い、鎮静剤を使用しリラックスした状態で検査を開始します。

肛門から内視鏡を挿入して、盲腸までの大腸と小腸の一部を直接観察します。

検査は10~30分程度です(個人差があります)。

もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検やポリープ切除を行います。ポリープ切除を行った際には注意事項をご説明致します。

留意事項

  • 検査中は空気でお腹が張りますが、検査後数時間でもとに戻りますので心配はありません。
  • 検査後はベットで30分ほど休んでから帰宅していただきます。
  • 鎮静剤を使用後は自動車やバイク、自転車のご自身での運転はできません。

当院で行う大腸カメラの特徴

1. ポリープ、小さな病変などは 検査と同時に切除を行います

三木市で日帰り大腸ポリープ切除は池田クリニック

ポリープや小さな病変を発見した際、組織の検査だけ行い、後日改めてポリープ切除などの治療を行う施設もありますが、当院では患者さんの肉体的・金銭的・時間的負担を考慮し、可能な限りその場で日帰り内視鏡ポリープ切除を行っております。
しかし、ポリープの大きさや形によっては、入院が必要となる場合があります。その際は、入院設備のある信頼のおける医療機関を紹介させていただきます。

2. レーザー内視鏡システム
「LASEREO(レザリオ)」を導入

富士フイルム社製、最新内視鏡システムLASEREOシリーズを採用しています。LASEREOはレーザー光源を搭載し粘膜表層の微細血管などを強調した画像観察や拡大精査を可能とします。
粘膜表層の微細血管やわずかな粘膜の凹凸などのコントラストを強調して画像をシャープに映し出すことができ、微小な病変も観察するのに適しています。

3. 炭酸ガスを用い、検査中と検査後の苦痛を軽減します。

内視鏡周辺機器 | 富士フイルム [日本]

通常、大腸カメラ検査では検査時に腸に空気を入れ腸壁のシワを伸ばすことで、隅々まで検査を行います。しかし、空気を入れることでお腹のハリを強く感じることもあります。
当院の内視鏡検査では、空気に比べ生体吸収に優れた炭酸ガスを使うことで、検査中、検査後のお腹のハリを軽減しています。 炭酸ガスを用いることで、拡張した腸は速やかにしぼみます。

4. 鎮静剤を用い、苦痛を軽減し検査することができます。

「一度大腸カメラを受けたが、痛みが強くもうやりたくない」「大腸カメラは辛いと聞いていて不安」。こういったお悩みをお持ちの方の苦痛を取り除くために、当院では鎮静剤を用いた大腸カメラ検査を行っております。安全を最優先として、患者様に合った、麻酔法・検査法を選択しております。

 

 

大腸がんの予防や早期発見が期待できます

 

食事やライフスタイルの欧米化に伴い、大腸がんは日本人の死因の上位にランクインするようになりました。大腸がんのほとんどは、大腸ポリープが大きくなるにつれてがんに変化したものということが分かっています。つまり、 定期的に大腸カメラを受診しポリープを発見、切除してしまえば、大腸がんのほとんどは未然に防ぐことが可能です。他のがんに比べて治癒率が高いと言われておりますが、これはあくまでも早期発見が大前提の話です。早期発見できれば治るがんですから、現在症状がなくても、過去に大腸の疾患を患ったことがある方や、健康管理を兼ねて、40歳以上の方は定期的に大腸カメラを受診し、早期発見・早期治療を心掛けましょう。

■このような方に大腸カメラ検査をおすすめします

 ✔便秘や下痢が続いている

 ✔便が細くなった

 ✔血便が出る

 ✔家族や親戚に大腸がんの人がいる

 ✔脂っぽい食事が好き

 ✔タバコやアルコールが好き

 ✔お腹が張る

 ✔急に体重が減った

検査費用の目安

検査名 3割負担 1割負担
大腸カメラ(観察のみ) 約 6,000円 約 2,000円
大腸カメラ+生検 約 9,000~17,000円 約 3,000~6,000円
大腸カメラ+ポリープ切除 約 20,000~30,000円 約 7,000~10,000円

※上記費用に別途、診察料、薬剤費などがかかります。
※生検およびポリープ切除費用は、大きさや個数、部位で変わります。

大腸ポリープ切除は「手術」としてあつかわれ、生命保険の疾病特約をつけている方は手術代として保険金が出る場合がありますので生命保険会社の担当者にご相談ください。

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